はじめに
初心者用の詳しい日本語サイトが無いのでホント困っています。中々 EchoLink の体験をする事が出来ません。よってブログの中も間違っているかもしれません。気づいたら訂正して内容も増やして行きたいと思います。
EchoLink は、アマチュア無線のライセンスを持っている人がインターネットの VOIP 技術を使って世界中の人たちを会話を行うものです。又、アマチュア局の無線機に接続することでQSOも行えるようです。
Single User Mode. (シングルユーザーモード)
インターネットに接続したパソコンがあれば、そのパソコンで EchoLink を起動し、パソコンに接続されたマイクとスピーカを使って相手局と交信できるものです。無線機器をパソコンに接続する予定がない場合はこちらを使います。
ただ、マイクの出力が弱いと相手にほとんど聞こえないようになるので自分の声を録音して確認の必要があるそうです。
Sysop Mode. (シスオペモード)
インターネットに接続したパソコンをアマチュア無線機と接続して使用する場合はこちらを選択します。
自分の電波が届く範囲内にシスオペモードの EchoLink 局がいると、そこのアマチュア無線からパソコンのインターネット網を通じて、今まで諦めていた遠距離との接続も出来るようになるようです。(まだ体験して無いので間違っているかも知れませんが、こういう事ができると私は解釈しています。)
EchoLink のソフトウェアのダウンロード
エコーリンクをダウンロード をクリックします。下図は Edge ブラウザが自動的に日本語に翻訳したものです。
「EchoLinkSetup_2_0_908_2.exe」をクリックするとダウンロードが始まり、この画面では下の方にファイルが保存されます。保存されたファイルをダブルクリックして起動して下さい。

下図の画面が表示されます。「Install」をクリックして実行します。
なお、「ユーザーアカウント制御」がはたらき許可しますかが表示されます。「はい」で進みます。

「Next」をクリックします。

下図の□に☑を入れて、「Next」をクリックします。

このパソコンでのインストール先を確認して、「Next」をクリックします。

これでインストールの完了です。デスクトップ画面にアイコンで作成されます。


EchoLink の初期設定
下図の EchoLink をクリックします。

ここはこのまま進みます。

ここは、上でも説明していますが、パソコンとだけ接続する場合とパソコンに無線機を接続して使うかの選択です。私の場合、アパマンで無線機と繋いでも中々飛ばないので今回は Computer User で使います。ここは後でも変更できるようです。

EchoLink は相当古くから使っているので下図の画面になりますが、現在では光通信の時代ですので下段の DSL,cable,ISDN..欄を選択します。

ここでは、自分の情報を登録します。
Callsign:JH6*** のコールサインです。
Password:******** エコーリンク用のパスワードです。
First Name:*** ローマ字で入力しています。
Location:エコーリンクは世界中の人が見ているので Fukuoka Japan と後で訂正しました。
Email Addr:後でメールが送ってきますので正確に入力して下さい。

世界でみたロケーションです。もちろん、Asia を選択しています。

ファイアウォールのテストです。

ポートの設定が失敗した時です。ヘルプで見ても要するに自分のところのルーターなどの環境に合わせた調べて設定する必要があります。後のほうでルーターについて詳しく説明しています。

ファイアウォールの設定が駄目でも後で何回でもテストは行えます。ここではまず「次へ」で次に進みます。

EchoLink のセットアップを完了します。

EchoLink サイトより認証サイトを開きます。(この後の順序が正確ではないかも知れません。)

メールアドレスを登録します。

下記のメールが届きます。青色のリンクされているアドレスをクリックします。

下図は、リンク先を日本語に翻訳した画面です。
「スキャンとアップロード」をクリックします。

アマチュア無線の免許証の画像を下記のようにして送りました。


検証OKのメールが届きます。

JH6WFAに提供した認証情報を受信し、検証しました。
このコールサインはEchoLinkで検証されています。 プログラムをお楽しみください!
73、
EchoLinkサポート
これで EchoLink が楽しめます。
Windows10 Defender ファイアウォール
EchoLink と指定と同じく Winsows10 の Defender の設定も UDP の 5198 と 5199 のポートあけ設定を行いました。
でも、接続できるようになってから確認してみたら自分が作成した設定無く、自分が作成していない名前が追加されていました。
確認の為、削除しました。これで接続できるかなーと思い EchoLink を起動したら、一瞬、ファイアウォールからのメッセージが表示されましたので、接続できるように Yes にしたと思います。それから直ぐに接続できました。
その後、確認したらやっぱり Windows10 が自動的に設定してくれているようです。ですから Windows10 の Defender を使っている人は、ファイアウォールの設定はしなくても良いと思います。

ルーターのポート設定の確認
私の 1 回テスト
Windows Vista
Local IP address: 192.168.243.1
Firewall Test Results: FAIL
The test successfully connected to the EchoLink server on TCP port 5200. This means that your system’s TCP configuration is correct for use with EchoLink.
UDP ports do not seem to be blocked, but the tester did NOT receive a response to some of the UDP tests. If you have a router or firewall installed, be sure its Port Forwarding feature is correctly set. See Help for details.
There appears to be a router between this computer and the Internet. A router normally requires special configuration for use with EchoLink.
This version of Windows includes Windows Firewall. If Windows Firewall is enabled (which is the default), an exception must be added to un-block EchoLink and allow it to access the Internet. (If you chose the Unblock option when you first started EchoLink, this exception has probably already been added.)
For more information, click the Help button above, or see the Firewall Solutions page on the EchoLink Web site.
Windows Vista
ローカルIPアドレス:192.168.243.1
ファイアウォールのテスト結果:失敗
テストはTCPポート5200でEchoLinkサーバーに正常に接続されました。これは、システムのTCP構成がEchoLinkで使用するために正しいことを意味します。
UDPポートはブロックされていないようですが、テスターは一部のUDPテストに対する応答を受信しませんでした。ルーターまたはファイアウォールがインストールされている場合は、そのポート転送機能が正しく設定されていることを確認してください。詳細については、ヘルプを参照してください。
このコンピュータとインターネットの間にルーターがあるようです。ルーターは通常、EchoLinkで使用するために特別な構成を必要とします。
このバージョンのWindowsには、Windowsファイアウォールが含まれています。 Windowsファイアウォールが有効になっている場合(これがデフォルトです)、EchoLinkのブロックを解除してインターネットへのアクセスを許可するには、例外を追加する必要があります。 (EchoLinkを最初に起動したときに[ブロック解除]オプションを選択した場合、この例外はおそらくすでに追加されています。)
詳細については、上の[ヘルプ]ボタンをクリックするか、EchoLinkWebサイトの[ファイアウォールソリューション]ページを参照してください。
NTT社に電話を入れて相談してみたら、今使っているNTTのルータはファイアウォール設定をしてもその設定を保存するする事が出来ないので交換します。という事で工事料金のみで交換作業を行ってくれました。
設定は簡単で下図のように行いました。

EchoLink でファイアウォールの設定の確認を行います。

「Firewall/Router Tester」をクリックすると下図が表示されます。

赤枠の中が、
Windows Vista
Local IP address: 172.17.235.193
Firewall Test Results: PASS
All tests passed. The Internet connection appears to be correctly configured for EchoLink.
The test successfully connected to the EchoLink server on TCP port 5200. This means that your system’s TCP configuration is correct for use with EchoLink.
Windows Vista
ローカルIPアドレス:172.17.235.193
ファイアウォールのテスト結果:PASS
すべてのテストに合格しました。 インターネット接続がEchoLink用に正しく構成されているようです。
テストはTCPポート5200でEchoLinkサーバーに正常に接続されました。これは、システムのTCP構成がEchoLinkで使用するために正しいことを意味します。
でポートの設定はOKになります。
EchoLink 画面について
EchoLink を一度も使って無い状態でブログを書いています。というのもマニュアルが無いのでまるっきり使い方が分かりません。それでネット上で色々分かった事を自分自身のマニュアルのつもりで整理しています。
下図は、EchoLink がネットワークに繋がって最初に表示される画面です。下の方に「 Index View 」と 「 Explorer View 」の切替があります。表示されている内容は同じのようです。
「 Index View 」

色分けの意味がわからない
黒:
緑:
赤:
上記に黄色のライン:
Station(局)
世界中のアマチュア無線局で Stat が ON か Bisy 分が下記の番号+アルファベット順で表示されているようです。
1.局名に -R が付いています。これはレピータ局である事を意味します。
2.局名に -L が付いています。これはリンク局を意味します。
3.個人のコールサイン
4.カンファレンス
Stat(状態)
ON は、交信中 又は、どこかのカンファレンスに参加中
Busy 状態では接続出来ません。
Time
現地時間
Location
国名、カンファレンス名、その他いろいろ
Node
ノード番号:9999 音声テスト
しばらくするとメールがきて自分の場合、EchoLink のノード番号は 60**18 とお知らせが来ます。
EchoLink の新しいユーザーには 6 桁のノード番号が割り当てられます。ただし、現在割り当てられていない 4 桁の数字と 5 桁の数字もあります。コールサインの 4 桁または 5 桁のノード番号を取得し、同時に EchoLink に貢献したい場合は、ここにチャンスがあります!
バニティノード番号は先着順で入手できます。4 桁の番号の貢献度は 40 米ドルで、5 桁の番号の場合は 15 米ドル、コールサインごとです。すべての貢献は、EchoLink システムの運用コストに直接行きます。お支払いはオンラインでのみ可能です。
音声のテスト
EchoLink のマイクは音量が小さいのでマイクアップを準備した方が良いという記事もありました。そこで購入するつもりでいましたがテストを行う方法がわかったのでテストしてみる事にしました。テストの方法は簡単です。
音声テストの開始仕方
下図のように「Station」-「Connect to Test Server」で行う事が出来ます。

又、ノード番号:9999 が ”ECHOTEST”からも始める事ができます。

早速テストをやってみましょう。

上図の左から2番目の緑色のボタン Connect をクリックします。すると下図のようにSQOステータス欄に音量レベルメーターが表示され、説明の音声が英語で流れてきます。この時のレベルメーターの位置など確認しておいて下さい。

このアナウンスが終わると、一番目の黄色の Transmit ボタンが光ます。このボタンを押して
「テスト、テスト、テスト、只今マイクのテスト中」を話しかけます。

テストの喋りが終わったら、Transmit ボタンを押します。すると自分の声を聞く事が出来ます。
EchoLink では音量が小さいという内容の記事をみますので、大きめに声を出す練習をしていた方がいいかと思います。
音声テストが終わったら最後に左から3番目の赤色ボタン Disconect ボタンをクリックして 音声テストを終了します。
音量の設定
「Tools」「Adjust Sound Device」「Playback.」で Windows10 の「サウンド」を開く事が出来ます。

自分が使っているヘッドセットを選択して「プロパティ」をクリックし、「録音」「レベル」の調整を大きめに設定して下さい。

EchoLink を運用する上でのマナー
ネット上では数人の方がマナーをアップしておられましたので、ここではそのまま投稿させて頂きます。
アマチュア無線の資格を持っていれば自由に使える EchoLink ですが、使用する上で EchoLink 故のマナーがあります。また、アクセスするリンクノードやレピーターノード、カンファレンスによって夫々のルールがあったりもします。ここでは、最低限度のルールを記します。
- JARL のアマチュア無線と公衆網との接続のための指針を理解した上で運用しましょう。 VoIP の法的裏づけの解釈をご理解の上ご利用ください。また、ここでは PC-インターネットー PC の交信については規定しておりませんが、 VoIP とアマチュア無線の健全な発展の為に、EchoLink を使用する以上アマチュア無線の法とルールに従って運用してください。
- 使用する前に 1 ~ 2 分ワッチして他局の使用が無いことを確認しましょう!
- ブレークインタイムを 5 秒以上取りましょう!共通のマナーとして EchoLink はインターネットと PC(サーバ含む)を介して音声を伝えますので、その回線状況や PC の処理速度によりタイムラグが生じます。それを補うためにもブレークインタイムは 5 秒以上とってください。
- 一回の送信時間は 2 分 30 秒以内にしましょう!
- 適宜、エコーリンク経由の交信であることをアナウンスしましょう!